今公開中の映画「長いお別れ」を観てきました。
数年前に本を読みました。
私の好きな作家、中島京子さんが描く認知症の父とその家族の物語です。
といっても、本を読んだのがかなり前なので内容は詳しく覚えていない状態ですが
内容は重いけど明るくてユーモラスだった印象がありました。
映画では視覚にダイレクトに入ってくるので、本よりはシリアス感あったかなぁ。
だけどお涙頂戴的にはなっていなかったので良かったです。
認知症になった父と自宅で介護する母、親夫婦は仲睦まじくほのぼのしています。
それよりも、娘たちの方が自分の生き方に苦しんでいるように思えました。
認知症そのものは、映画でみるより、自分の母親見てるほうがリアルですが(^^;
お母さんが網膜剥離で入院するシーンがあるのですが、そこで
あ!本でもこれあった!笑った!と、思い出しました。
そしてお父さんも、大腿骨骨折(ヒビと言ってましたが)やっちまいましたねぇ。
高齢者の骨折は、ほんと気をつけなければ・・・
認知症介護のつらさや悲しさよりも、
認知症の介護の中で得る愛情ややさしさにほろりとさせられる映画です。
お父さん役の山崎努さんは、本当に認知症みたいでびっくりです。
お母さん役の松原智恵子さんも、あっけらかんと明るくて天然なお母さんでほっこりしました。
またあらためて小説を読み返してみようと思います。
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